退職時の社員証の扱い

退職時の社員証の扱い

自主退職や定年退職などタイミングは様々ですが、働いていればいつかは会社を辞める日が来ます。一般的には何度も経験することではないため、慣れない手続きに戸惑う方も多いです。返却物も多く、細かいルールは会社によって異なっている場合もあるので念入りな確認が必要です。
大抵の場合、社員証は最後の出勤日に返却していくことになります。諸事情で会社に赴くことができない場合や、最終出勤日に返せなかった場合は郵送で送っても大丈夫です。書留で送ると、所在がわからなくなる心配がなくなり安心です。また、郵送にする際は添え状と言って返却物に一筆書いておくと丁寧です。難しく考えることはなく、誰に何を返却するのかと、一言お礼を加えるだけで大丈夫です。
トラブルがあって辞めた場合などは返却が億劫になるかもしれませんが、社員証は顔を合わせずに返却しても問題ないので最低限のマナーは守った方が良いでしょう。気負わずに、手続きとして淡々と済ませていきましょう。

社員証の返却時の注意

会社を退職する際には、受け取るものの他に、返却をするものがあることを把握しておく必要があります。一般的には健康保険証が知られており、他にも該当するものとしては社員証やIDカードなどの身分証明書、社章・社員バッジ、名刺などがあります。
返却は退職時に行うのがベストとなります。一方忘れるなど、社員証や健康保険証などは後で送られることも多く、この場合には注意が必要です。まず持参が無理な場合には、郵送を利用することになり添え状を付けることがより丁寧な方法になります。
郵送を利用する場合には、必ず対面受け渡しで受取り人からサインや印鑑をもらう方法を選択する必要があります。方法としては簡易書留と一般書留があり、どちらの方法も受取人からサイン等をもらうことや、不在票での対応、指定日時の再配達に関しては同じ内容となります。異なる点は追跡内容があり、まず、簡易書留ではどの郵便局から出したのか、どの郵便局に届いたのかを把握することができます。一方、一般書留では簡易書留に加え、どの郵便局を経由したのか確認することができるようになっています。
社員証は、健康保険証と同様に悪用には十分な注意が必要にあり、返却では確実な方法を選択することが重要になります。